ふつうチャートを開くと、移動平均線が2本描かれていることが多いはずです。これは短期の線と長期の線で、動きの急なほうが短期の線、緩やかなほうが長期の線になります。
例えば、デイトレで使う日中足チャートの場合、組み合わせは様々ですが、短期の線が5本移動平均線、長期の線が25本移動平均線あたりを使うことが多いとおもいます。そして、この2本の移動平均線が交差するところが売買のサインになります。
値動きに素早く反応する短期の線が、長期の線に突き刺さり交差することで、新しいトレンドに変わりつつあると考えることができ、「ゴールデンクロスは買い、デッドクロスは売り」となります。
ただし、値段が急上昇した場合などは、ゴールデンクロスした時には、すでに天井なんてことも多いので、値動きの激しい場面では不向きなサインかもしれません。ほどほどな値動きのなかで使うと有効なサインです。