Sink or swimとは?意味・使い方を日本語でわかりやすく解説

「sink or swim」は直訳すると「沈むか泳ぐか」という意味ですが、英語では「自分でやるしかない」「成功するか失敗するかは自分次第」という状況を指す表現です。このフレーズは、特に厳しい環境や難しい状況において、自分の力で解決しなければならない場面で使われます。

それぞれの単語を詳しく説明します。

  • sink / sɪŋk / シンク / 沈む、失敗する
  • or / ɔːr / オア / または
  • swim / swɪm / スイム / 泳ぐ、成功する

「sink」は「沈む」つまり「失敗」を、「swim」は「泳ぐ」つまり「成功」を象徴しています。このフレーズ全体で「試練を前にして、自分の力で乗り切るか失敗するか」という意味合いになります。

目次

例文でSink or swimの使い方を覚えよう

When starting your own business, it’s sink or swim.
自分でビジネスを始めるときは、自分でやるしかない。
※この場合、「sink or swim」は「成功するか失敗するかは自分次第」というニュアンスです。

The new employee was thrown into a sink-or-swim situation.
その新入社員は、自力で何とかしなければならない状況に放り込まれた。
※「thrown into」は「投げ込まれる」という意味で、突然厳しい環境に置かれた状況を示します。

University life can feel like sink or swim, especially during the first year.
大学生活は特に最初の年には、自分でどうにかするしかないと感じることがある。
※「feel like」は「~のように感じる」という意味です。

After being promoted, he realized it was a sink-or-swim moment.
昇進した後、彼はそれが自力でやり遂げるべき瞬間だと気づいた。
※「realized」は「気づいた」を意味し、状況を認識した様子を表しています。

The harsh training camp was designed to be sink or swim.
その厳しいトレーニングキャンプは、自力で乗り切るしかないように設計されていた。
※「designed to be」は「~となるように設計されている」という意味です。

It’s sink or swim when you move to a new country without knowing the language.
言葉を知らないまま新しい国に移ると、自分で何とかするしかない状況になる。
※「move to」は「~に移動する」という意味で、環境の変化を描写しています。

In the competitive world of sales, it’s often sink or swim.
競争の激しい営業の世界では、たいてい自力で生き残るかどうかの状況になる。
※「competitive」は「競争の激しい」を意味します。

The reality show tested contestants in sink-or-swim challenges.
そのリアリティショーでは、挑戦者たちを自力で生き残らせるような課題で試した。
※「contestants」は「挑戦者」を意味し、試される状況を表現しています。

He felt like it was sink or swim when he was asked to lead the project alone.
彼は一人でプロジェクトを任されたとき、それが自力で乗り切るしかない状況だと感じた。
※「asked to lead」は「リーダーを任される」を意味します。

Sink or swim, he decided to take the risk and start a new career.
成功するか失敗するかはともかく、彼はリスクを取り、新しいキャリアを始める決心をした。
※「take the risk」は「リスクを取る」という意味で、勇気を示しています。

「sink or swim」は、自力で試練を乗り越える必要がある状況や、成功するか失敗するかの選択を迫られる場面で使われます。例文を通じて、その適応力や挑戦心を描写する方法を学ぶことができます。

Sink or swimの類語、似た意味を持つフレーズは?

Do or die

「do or die」は「やるか死ぬか」という意味で、「sink or swim」と同様に、絶対に成功しなければならない状況を描写する表現です。

  • do / duː / ドゥ / 行う、やる
  • or / ɔːr / オア / または
  • die / daɪ / ダイ / 死ぬ

The final match was a do-or-die situation for the team.
決勝戦はチームにとってやるか死ぬかの状況だった。
※「do-or-die」は、勝敗が全てを決定づける場面で使われます。

He approached the interview with a do-or-die attitude.
彼はやるか死ぬかの覚悟でその面接に臨んだ。
※「attitude」は「態度、姿勢」を意味します。

It’s a do-or-die moment for the startup to secure funding.
そのスタートアップが資金を確保するのは、やるか死ぬかの瞬間だ。
※「secure funding」は「資金を確保する」という意味です。

Trial by fire

「trial by fire」は「火を通じた試練」という意味で、「sink or swim」と同様に、厳しい試練や困難な状況に直面することを指します。

  • trial / ˈtraɪəl / トライアル / 試練、試み
  • by / baɪ / バイ / ~によって
  • fire / ˈfaɪər / ファイア / 火、激しい試練

Her first week as a manager was a trial by fire.
彼女のマネージャーとしての最初の一週間は、厳しい試練だった。
※「trial by fire」は、経験を通じた成長を暗示することが多い表現です。

They faced a trial by fire during the product launch.
彼らは製品発売の際に厳しい試練に直面した。
※「product launch」は「製品発売」を意味します。

The internship turned out to be a trial by fire for him.
そのインターンシップは、彼にとって厳しい試練となった。
※「turned out to be」は「結果として~となる」を意味します。

All or nothing

「all or nothing」は「全てか無か」という意味で、「sink or swim」と似たように、成功か失敗かのどちらかしかない状況を指します。

  • all / ɔːl / オール / 全て
  • or / ɔːr / オア / または
  • nothing / ˈnʌθɪŋ / ナッシング / 無、何もない

The championship game is an all-or-nothing moment.
その選手権試合は、全てか無かの瞬間だ。
※「championship game」は「選手権試合」を意味します。

He placed an all-or-nothing bet on the final race.
彼は最後のレースに全てを賭けた。
※「placed a bet」は「賭けをする」を意味します。

Starting a business often feels like an all-or-nothing gamble.
ビジネスを始めるのは、全てか無かの賭けのように感じることが多い。
※「gamble」は「賭け、リスクのある挑戦」を意味します。

「sink or swim」は、挑戦やプレッシャーが伴う状況での自己決定力を強調する表現です。「do or die」や「all or nothing」などの類語も似たような文脈で使えるため、ニュアンスの違いを理解して使い分けると表現力がさらに豊かになります。

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