会社の業績やニュースを気にせず、「この銘柄は上がりそう」、などの噂には耳を傾けずに、チャートだけを見て値動きを予測することをテクニカル分析といいます。簡単に言えば、 値段の過去の足跡を辿り、クセを読むということです。
テクニカル分析のいい所は、チャートだけを見て買い時、売り時、を判断するため初心者でも学習すればプロと同じような分析ができることです。プロの投資家や機関投資家に経験で勝つことはできなくても、決められた売買のタイミングをみつけるのは簡単だと思います。
また、テクニカル分析には短所もあり、買いのサインが出ていても、違う分析の仕方をすれば売りのサインが出るということも多くあり、状況によって使い分けることも必要になってきます。
自分が取引するのは株なのか為替なのか、また対象銘柄によっても機能する分析方法は変わっていきます。 まずは基本をしっかりと学び、取引対象の銘柄(通貨ペア)には、どのテクニカル指標がピッタリはまるのかを、過去のチャート図と照らし合わせながら探っていきましょう。