出来高とは、売買された数を示す数値で、どれだけ投資家に注目されているかがわかる重要なものです。
株の場合などは、出来高が少ない銘柄は、デイトレするのに向いていません。せっかく買ったのに売る相手がいなければ話になりません。デイトレするなら、出来高がそこそこあり、買い手が常にいる銘柄を選びましょう。
そして下のチャートが何時にどれだけ売買されたかがわかる、時間帯ごとの出来高です。
出来高が急増した銘柄はその後、激しい値動きをすることが多いので要チェック。上がる時も、下がる時も勢いがあります。
また、いくらでどれだけ売買されたかがわかる、出来高を価格帯ごとに見れるチャートもあり、出来高の多い価格帯は多くの人がその価格帯を株価の相場と考えるため、次にその価格帯に株価が到達したときも、出来高の急増が予想され、上下どちらに抜けるかがみものです。
次になんといっても重要なのは、出来高が少ないと、多くの売買のシグナルが機能しないことです、少ない約定で作られたチャートはもろく、多くの出来高をともなった売買シグナルこそ信頼できるものです。 常に出来高は意識して、取引するように心がけましょう。