デイトレをするときは株価の節目となる数字を意識して売買するのが基本になります。まずは株価の節目として 意識される数字を見てみましょう。
目次
株価の節目の例
- 心理的節目(100、150、500、1000などのキリのいい価格)
- 直近の高値と安値
- 前日の終値
- 寄り付きの株価、前場の終値、後場の始値(当日の節目の価格)
- VWAP(当日の全ての取引の平均価格)
これらの数字が投資家に意識される節目として挙げられます。
株価の節目での値動き
では節目が意識されることによって株価はどのように動くのでしょうか?株価の節目では活発な売買が行われることが多いので次の事がいえます。
- 株価の節目では株価が反発しやすい。多くの投資家が節目をサポートまたはレジスタンスと見なすためです。
- 株価の節目をブレイクすると動きが勢いづくことが多い。節目を超えることで新たな買いや売りが加速されます。
株価の節目を利用した売買戦略
株価の節目付近での値動きの特徴から、いくつかの売買のパターンが考えられます。
- 下落時に株価の節目の手前で買う(逆張り)
- 上昇時に株価の節目をブレイクしたら買う(順張り)
- 下落時に株価の節目をブレイクしたら売る(損切り)
- 上昇時に株価の節目の手前で売る(利益確定)
このようにデイトレーダーにとって株価の節目は売買を判断する時の目安になります。
株価の節目を利用した戦略は、チャートや板情報と照らし合わせることで、より信頼できる売買の目安になります。取引する時はチャートや板情報を確認しながら、株価の節目を意識しておくようにしましょう。