ここでは、FXのデイトレーダーに人気のテクニカル指標を紹介します。
以下の指標は、数ある指標の中でもFX向けの指標として、プロのトレーダーも参考にしている指標なので、覚えておきましょう。
ボリンジャーバンドの使い方
ボリンジャーバンドとは、ジョン・ボリンジャーが開発した、テクニカル指標で、過去の値動きから計算して、相場はバンド黄色内で推移すると考え、レンジ相場(持ち合い相場)に活躍します。
上のバンドに値がぶつかったら売り、下のバンドに 値がぶつかったら買いとなります。また、バンドを抜けると、動きに強いエネルギーがあると考えられ、順張りで仕掛けるといった判断ができます。分足を時間足でデイトレする時は、レンジ相場を確認後、ボリンジャーバンドを使ってみると、しっくりくることが多いです。
ストキャスティクスの使い方
「買われすぎ」、「売られすぎ」を知ることができるのがストキャスティクスです。「相場は行き過ぎるもの」という観点から、買われすぎサインで売る、売られすぎサインで買うという判断をします。
チャートを見ると動きの荒い%K線 (青)と、緩やかな%D線(赤)の2本が0~100%の間で動いています。 基本的には、75%以上が買われすぎ、25%以下が売られすぎとなり、%K 線が%D 線にクロスすることが、具体的なサインになります。
MACD(マックディー)の使い方
MACD(マックディー)は移動平均収束拡散法といい、計算式は複雑なので、移動平均線の仲間だと捉えておけば十分だと思います。MACDは様々な使い方が考えられますが、為替では、 順張り(トレンドに乗る)時に向いています。
MACDが上向きで0ラインより上にあるときは上昇トレンド、MACDが下向きで0ラインより下にあるときは、下降トレンドといえます。
また、底付近でMACD (緑)がシグナル線(赤)を下から上に抜ければ買い、 天井付近で上から下に抜ければ売りのサインです。