押し目と戻りの目安として半値と3分の1という値幅があります。これらの値幅はキリが良いため投資家に意識されやすいこともあり、実際に見られることの多い押し目と戻りのポイントになります。
また、レンジ相場の時も半値と3分の1は意識されます。レンジ内の半値、または3分の1で価格が反発した後、その方向にレンジブレイクするケースがよく見られます。
このように、どのような相場の状況であっても値動きがあった後に反発があると半値と3分の1という値幅はひとつの節目として意識されます。
そして、半値以上の押しや戻りがあると、価格が元の水準まで戻るくらいの力強さがあるといえます。大きな値動きが起きた時は、半値の水準にサポートやレジスタンスを意識してみるのもいいでしょう。