逆指値の活用法

通常の指値注文は「株価が下がったら買いたい」、「株価が上がったら売りたい」という指定ができますが、逆指値とは字のごとく指値のまったく逆の注文方法で、「株価が上がったら買いたい」、「株価が下がったら売りたい」という指定ができる注文方法のことをいいます。

逆指値を有効に活用することによって、ワンランク上の投資ができます。実際にどのような考え方があるか見ていきましょう。

目次

ある節目をブレイクして更なる上昇をにらんだ買い

ブレイク買い

株価がある重要な節目、前日の終値やトレンドラインをブレイクすると、その後さらに価格が上昇する可能性が高まります。このような瞬間を捉えるために、逆指値注文を利用してブレイクポイントの少し上に買い注文を入れます。これにより、価格がそのレベルを超えた瞬間に自動的に購入が行われ、上昇トレンドに乗り遅れることなく取引を行うことができます。

損切りor利益確定売り

下がったら売り

損切りする時も、利益確定売りする時も、「一時的な下げで、これから上がるかも」などと考えてしまい、きっぱり売る事ができない人も多いと思います。そんな時に逆指値の売り注文をいれておけば、しっかりと自分の設定したラインで売ることができます。

逆指値売りで利益を伸ばす

逆指値売りではこんな使い方も考えられます。買いが約定した後、すぐに逆指値で損切りの態勢を作っておき、その後株価がじわじわと上がっていくようであれば、それを追いかけるような形で次々と指定した値段も上げていきます。うまくいけばベストの形で売れるはずです。

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