上場している企業でも、証券取引所が何らかの理由で上場継続が不適切と判断した場合は上場廃止になることがあります。このような銘柄のことを上場廃止銘柄といいます。
上場廃止になる理由が、経営不振や経営破綻などマイナスの要因であった場合、その銘柄は上場廃止が決まった日から上場廃止日までに、大きく値を下げることになるので注意する必要があります。
自分が監視している銘柄が上場廃止銘柄ではないか確認しておいたほうがいいと思います。上場廃止銘柄は証券会社のホームページにも公開されているので、まめにチャックしておきましょう。
また上場廃止銘柄でも大暴落の後は、必ずといっていいほどリバウンドが起こります。短期的な利ざや狙った買い注文が入り、一種のマネーゲームの様な状態に陥るケースがあるのです。このようなケースでは一見大儲けするチャンスにも見えますが、明らかにリスクの方が大きいので手を出さない方が賢明だと思います。