指標スキャルに挑戦!

相場が大きく動く指標発表時は、デイトレーダーにとって絶好のチャンスです。指標発表時だけを狙ってスキャルピングで利益を上げているデイトレーダーも多く存在します。

とはいえ、指標の強弱を事前に予測するのは不可能です。そこで指標スキャルでは、発表時刻まではポジションを持たずに指標が発表されて相場が動き出してから仕掛けるのです。

そこで、2つの戦略が考えられます。

1、上がったら買う、下がったら売るの順張り

2、上がったら売る、下がったら買うの逆張り

指標発表では相場が大きく動くパターンと、ひげを伸ばし元の値に戻るパターンが考えられます。そこで意識しておきたいのが指標の注目度です。指標の注目度によって値動きに次のような特徴があるといえます。

・注目度の高い指標では、大きな流れにつながりやすい。

・注目度の低い指標では、動いても値を戻しやすい。

よって、指標スキャルをするときは、注目度の高い指標では順張り、注目度の低い指標では逆張りということがいえます。

指標の注目度については、経済ニュースの話題性などでも把握できますが、外為どっとコムの指標カレンダーは注目される指標がマークされているので参考になります。

http://www.gaitame.com/market/yosoku.html

また、指標スキャルでは指標の数字をあまり気にする必要はないと思います。数字の強弱の度合いもありますが、戻す時は戻すし、そのまま行く時はそのまま行くものです。あくまでも指標の注目度に焦点を絞って、確率で考えるべきでしょう。

指標発表時には、一瞬で利益を得ることができる反面、一瞬で損をしてしまうかもしれません。しっかりと計画を立てロスカットは必ず実行しましょう。

指標スキャルは感覚的な部分もあり、なかなか難しいものです。まずは感覚を掴むためにもトレードせず画面を眺めてみるのもいいと思います。