「ほとんど」という日本語を表す英語には、almost、nearly、mostly などがあります。それぞれの使い方やニュアンスが異なるので、詳しく見ていきましょう。
- almost / ˈɔːlməʊst / オールモウスト / ほとんど、もう少しで
- nearly / ˈnɪəli / ニアリ / ほとんど、もう少しで
- mostly / ˈməʊstli / モウストリ / 大部分は、ほとんど
almostの意味と使い方は?
almostは「ほとんど」「もう少しで」という意味で、何かが完了に近い状態を表します。「ほとんど終わった」「ほとんど遅れるところだった」といった表現に使い、事実に近いけれども完全には達していない状態を示します。
almostの使い方を例文で覚えよう
I almost missed the train.
私はほとんど電車に乗り遅れるところでした。
almostは「ほとんど」という意味で、電車に乗り遅れるという状況に近づいていたことを示しています。missedは「乗り遅れた」という意味の動詞です。
She almost finished her homework.
彼女はほとんど宿題を終えました。
almostは「ほとんど」という意味で、宿題がもう少しで終わる状態を示しています。finishedは「終えた」という意味の動詞です。
It’s almost time for dinner.
もうほとんど夕食の時間です。
almostは「ほとんど」という意味で、夕食の時間が近いことを表しています。time for dinnerは「夕食の時間」という意味です。
They almost won the game.
彼らはほとんど試合に勝ちました。
almostは「もう少しで」という意味で、勝利に非常に近い状態だったことを示しています。wonは「勝った」という意味の動詞の過去形です。
He almost forgot my birthday.
彼はほとんど私の誕生日を忘れるところでした。
almostは「ほとんど」という意味で、誕生日を忘れるという状態に近づいていたことを表しています。forgotは「忘れた」という意味の動詞です。
almostは、「ほとんど」「もう少しで」という意味で、何かが完了に近い状態を表します。事実に近いけれども、完全には達していない場合に使います。
nearlyの意味と使い方は?
nearlyは「ほとんど」「もう少しで」という意味で、almostと同じように使われます。ただし、nearlyの方が少しだけ事実に近づいていないニュアンスがあります。例えば、「ほとんど全員」「もう少しで成功する」といった表現に使います。
nearlyの使い方を例文で覚えよう
I nearly fell off the chair.
私はほとんど椅子から落ちそうになりました。
nearlyは「ほとんど」という意味で、椅子から落ちそうになったけれども実際には落ちなかったことを示しています。fell offは「落ちた」という意味です。
She nearly cried when she heard the news.
彼女はそのニュースを聞いてほとんど泣きそうになりました。
nearlyは「ほとんど」という意味で、泣きそうになったけれども実際には泣かなかったことを示しています。criedは「泣いた」という意味の動詞の過去形です。
We nearly finished the project on time.
私たちはほとんど時間通りにプロジェクトを終えました。
nearlyは「ほとんど」という意味で、プロジェクトが時間通りに終わりそうだったことを示しています。finishedは「終えた」という意味の動詞です。
They nearly missed the flight.
彼らはほとんど飛行機に乗り遅れるところでした。
nearlyは「ほとんど」という意味で、飛行機に乗り遅れそうになったけれども実際には間に合ったことを示しています。missedは「乗り遅れた」という意味の動詞の過去形です。
He nearly broke his phone.
彼はほとんど携帯電話を壊すところでした。
nearlyは「ほとんど」という意味で、携帯電話を壊しそうだったけれども実際には壊さなかったことを示しています。brokeは「壊した」という意味の動詞の過去形です。
nearlyは、「ほとんど」「もう少しで」という意味で、almostと似ていますが、若干事実から遠いニュアンスがあります。何かが起こりそうだったが、実際には起こらなかった場合に使います。
mostlyの意味と使い方は?
mostlyは「大部分は」「ほとんど」という意味で、全体の大半を占める状態を表します。「ほとんどの人」「大部分は晴れ」など、何かが多くの割合を占めるときに使います。
mostlyの使い方を例文で覚えよう
The audience was mostly adults.
観客のほとんどは大人でした。
mostlyは「ほとんど」という意味で、観客の大部分が大人だったことを示しています。wasは「~でした」という意味の動詞です。
She mostly listens to pop music.
彼女は主にポップ音楽を聴きます。
mostlyは「主に」という意味で、彼女が大部分の時間をポップ音楽を聴くことに使っていることを示しています。listens toは「聴く」という意味です。
It’s mostly sunny today.
今日はほとんど晴れています。
mostlyは「ほとんど」という意味で、天気がほとんど晴れていることを表しています。sunnyは「晴れ」という意味の形容詞です。
The book is mostly about history.
その本は主に歴史について書かれています。
mostlyは「主に」という意味で、本の内容の大部分が歴史に関するものであることを示しています。aboutは「~について」という意味です。
The students are mostly interested in science.
学生たちはほとんどが科学に興味を持っています。
mostlyは「ほとんど」という意味で、学生の大部分が科学に興味を持っていることを表しています。interested inは「~に興味がある」という意味の表現です。
mostlyは、「大部分は」「ほとんど」という意味で、全体の多くを占めることを表します。何かの割合が大部分を占める場合に使われ、日常会話やビジネスの場面でも使われます。
まとめると、almostは「ほとんど」「もう少しで」という意味で、何かが完了に近い状態を表します。nearlyも「ほとんど」「もう少しで」という意味で、almostと似ていますが、やや実現していないニュアンスを持ちます。mostlyは「大部分は」「ほとんど」という意味で、全体の多くを占めるときに使われます。これらの違いを理解して、文脈に応じて正しく使い分けましょう。